在宅医療の成長で薬剤師さんの活躍できる場が広がった

そもそも在宅医療とは?

在宅医療とはそもそもなんでしょうか。厚生省では在宅医療についての定義づけは行っていませんが、一般的には在宅医療とは、自宅に医療機器を置き,看護師などの訪問指導を受けながら治療するシステムのことです。
1991年、厚生省は,10年計画で,保健所を中心とする、地域的なシステムを全国的に展開しました。対象となるのは,腎機能不全に対する自己腹膜灌流法,呼吸器障害に対する酸素吸入療法,食事の摂れない人のための中心静脈栄養法などです。薬の専門家である薬剤師は、服薬指導や管理だけでなく、副作用の確認や処方設計のプランニングなどを行うことにより、治療効果を上げることができます。そこで、心不全患者の在宅医療を実践できる薬剤師の育成を目的とした研究を予定しています。

在宅医療の働き方とは?

2012年の在宅医療における法律改正に伴い、近年在宅医療に関する薬剤師としてのスキルを認定する民間での制度の検討や取り組みが始まっています。
在宅医療の薬剤師の働き方としては、調剤薬局に勤務しながら在宅医療も行う、というのが一般的なようです。しかしながら、現代日本では薬剤師の在宅医療への取り組みは始まったばかりで、それほど浸透していないというのが実情です。法整備や民間での勉強会や介護で薬剤師の在宅医療への関与が義務付けられれば、状況は徐々に改善の方向へ向かっております。在宅医療専門の薬剤師も求人で多くありますので、「M3の薬キャリ」「リクナビ薬剤師」などでも、働き方にフォーカスしております。
今後に注目していきたいところです。

無菌調剤室で薬を調剤

無菌室
最近になって、注目されている調剤薬局の施設として、無菌室(クリーンルーム)を設置する薬局が出現しています。無菌室での調剤は、薬剤の混合操作が必要な、高カロリー輸液等の調整には、その環境の空気中の殺菌叢が問題となります。この様な理由から、在宅中心静脈栄養法で使用される、高カロリー輸液剤の調整には、特に無菌環境での作業が要求されます。要するに、輸液管理の調剤です。輸液は一般的には点滴とも言われています。

では、無菌室での調剤と、在宅医療とのかかわりとは一体何があるのでしょうか。
具体的な例を挙げるとすれなら、在宅で寝たきりの患者さんのための輸液を管理することが出来るのです。高カロリー輸液などがその代表です。

医師・看護師と情報共有

zaiss
在宅医療と薬剤師との関係は、最近になって注目されている薬剤師の新しい勤務形態です。
「高齢者施設および個人宅への訪問薬剤管理指導」などで、寝たきりの患者さんのお宅へ薬剤師が伺い、お薬の管理やスケジュールの調整と提案をさせていただきます。この在宅医療と薬剤師と、今度は医師・看護師との関係とはどういった形になるでしょうか。まず、在宅医療と薬剤師の関係を考えた場合には、薬剤師が患者さんのお宅へ訪問するわけですが、これには医師の処方せんが必要となります。患者さんのお宅へ薬剤師が伺う場合には、医師の許可が必要なのです。これは、医師や病院にもメリットがあって、病院に来れない患者さんの健康状態について、訪問した薬剤師から詳しい情報を聞けるからです。
このように、訪問介護・薬剤師・医師は。ひとつの流れの中に一緒に居るわけです。

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About Author

尾関 よしみ

人材紹介会社のマーケッターです。企業情報や転職事情のリサーチ、企業求人案件の開拓などを行っています。コンサルタント面では現在は学生をメインに就職コンサルタントを行っています。

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